UDトラックスは7月29日、国土交通省にコンドルのリコールを届け出た。
不具合は原動機(ピストン)で対象車は計6091台、不具合の件数は計48件だが、事故は発生していない。
原動機のピストンにおいて、製造工程とピストン製造時に鋳込んでいるピストン冷却用の部品(耐摩環)の形状が不適切なため、ピストン内部に剥離が生じ、亀裂が進展するものがある。そのため、そのまま使用を続けると最悪の場合、エンジンが破損し、走行不能となるおそれがある。
全車両、原動機を点検し、ピストンが損傷しているものは対策品と交換する。ただし、走行距離が5万km以下の車両は、全ピストンを対策品と交換する。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001049013.pdf