トランコムが7月28日に発表した2015年3月期第1四半期決算は、売上高266億3200万円(前年同期比9.9%増)、営業利益10億500万円(6.1%減)、経常利益は9億8600万円(5.9%減)、当期利益は5億5900万円(3.0%減)となった。
ロジスティクスマネジメント事業において、新規受託案件の安定稼働と、人材不足・車両不足に伴うコストアップが見込まれることに対応し、全体統制を図りながら網羅的に交渉できる体制を構築し、推進してきた。
物流情報サービス事業では、減少傾向にある空車情報の確保に対応し、専属車両の増加を図るべく、パートナー輸送企業との連携を強化した。
インダストリアルサポート事業では、国内・海外と一体となった組織体制のもと、事業基盤の確立に取り組んだ。
通期は、売上高1082億9000万円(8.8%増)、営業利益52億1000万円(4.2%増)、経常利益51億円(5.3%増)、当期利益29億1000万円(4.2%増)を見込む。