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PTC/ThingWorx社を買収

2014年01月15日/国際

PTCの日本法人であるPTCジャパンは1月15日、モノのインターネット(Internet of Things: IoT)向けアプリケーション開発と運用のためのプラットフォームを提供する開発企業のThingWorx社を、約1億1200万ドルで買収したと発表した。

同社の買収により、PTCは急速な成長が期待されるモノのインターネット(IoT)時代の主要なプレイヤーの一社になる。

ThingWorx社の買収によりPTCの戦略は拡張され、製造企業によるスマート製品(インターネットに接続された高度な情報処理能力を持つ製品)の開発やサービスで競争優位性を強化することを加速させる。

ThingWorxはPTCの一部門として、通信、公益事業、医療機器、農業、輸送機器等のモノのインターネット(IoT)の活用を目指す幅広い業種の顧客企業や、モノのインターネット(IoT)対応が可能なサービスプロバイダー各社との新興のパートナーネットワークを引き続き支援する。

この買収により、2014年度には500万~700万ドル、今後12か月で1000万ドルを上回る売上高の増額が見込まれている。

コスト面の相乗効果とThingWorxの投資計画を勘案し、PTCの2014年度非GAAP1株当り利益は引き続き2.00~2.10ドルと予想。今回の買収費用については、PTCの信用枠から1億1000万ドルを借入れている。

なお、「モノのインターネット(IoT)」とは、識別可能なものがインターネットに接続され、情報交換することで相互に制御する仕組み。

「モノ」は、IPアドレスを持つスマートフォンや、IPアドレスを持つセンサーから検知可能なRFIDタグを付けた商品や、IPアドレスを持った機器に収納されたコンテンツのこと。

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