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ヤマトHD/19万㎡の羽田クロノゲート、9月下旬稼働

2013年07月03日/物流施設

ヤマトホールディングスは7月3日、羽田クロノゲートを9月下旬に稼働させると発表した。

<羽田クロノゲート完成予想図>
20130703yamatocrono1 - ヤマトHD/19万㎡の羽田クロノゲート、9月下旬稼働

<羽田クロノゲート6月20日撮影>
20130703yamatocrono2 - ヤマトHD/19万㎡の羽田クロノゲート、9月下旬稼働

羽田クロノゲートは国内最大級の物流施設で、陸海空の要所が近隣にある利便性の高い立地にある。最新鋭の設備機器を導入し、徹底的な自動化を図る。「止めない物流」をスローガンに24時間稼働の実現と発着同時仕分けを実現する。

24時間稼働では、保税をはじめ、マージ・機器修理・メンテナンス・アッセンブル・オンデマンドプリント等の付加価値機能を24時間施設内で稼働させる。結果、リードタイムの短縮はもちろん、送り手は在庫や出荷場所を選ぶことなくローコストでネットワークを利用できる。

陸海空マルチ輸送では、羽田空港に近接し、近くにJR貨物コンテナのターミナルや東京港・横浜港があり、高速道路のアクセスも良い位置に立地。あらゆる輸送手段が効率的に活用できる。

発着同時スピード仕分けでは、従来の宅急便翌日届の場合、集荷した荷物は夕方までプールしておき、夜間に一斉に発送作業を実施する。師根田では、発送・到着作業を24時間、同時に仕分けすることが可能なマテハン機器を装備することにより、受け手のニーズに合わせたジャストインタイムの輸配送を実現する。

最新鋭の設備機器の導入により既存機器と比較した場合、約6割の人員での作業体制を目指す。

■羽田クロノゲート概要
建設地:東京都大田区羽田旭町11-1
構造・規模:PCaPC造、S造(物流棟6階、事務棟8階、最高高さ48.6m)
敷地面積:9万8872.87㎡
延床面積:19万7697.07㎡
入居会社:ヤマト運輸、ヤマトグローバルエキスプレス、ヤマトロジスティクス、ヤマトグローバルロジスティクスジャパン、ヤマトマルチメンテナンスソリューションズ、ヤマトパッキングサービス、ヤマト包装技術研究所、ヤマトホームコンビニエンス、ヤマトシステム、ヤマトフィナンシャル、ヤマトボックスチャーター、スワン、ヤマト自立センター

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