GLP・MFLP市川塩浜/2014年1月に竣工

2013年03月01日 

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)と三井不動産は、千葉県市川市で約53,000㎡の敷地に、5階建総延床面積約121,000㎡の大規模マルチテナント型物流施設「GLP・MFLP市川塩浜」の開発を進めている。

<完成予想パース>

「GLP・MFLP市川塩浜」は、一次配送先(ドレージ)において東京横浜湾岸部と比較し競争力があり、二次配送においても首都圏への当日配送が可能で、羽田空港へのアクセスも車で約30分(高速利用時、一般道利用時約50分)と利便性が高く、全国翌日配送も対応可能である。

このため、両社が共同出資する特定目的会社が事業主体となり、建設を進めている。

このエリアは、日本でもネット通販大手が戦略的拠点を設ける物流の集積地。

また、周辺人口の多さ、JR京葉線市川塩浜駅(東京駅より21分)からも徒歩圏内ということもあり、人材確保の容易さという観点からも注目されている。

現在、3階、4階、5階の計3フロア(1フロア約6,000坪、分割最少区画約1,600坪)をテナント募集している。

1階、2階は、すでに楽天がEC物流強化のために入居が決まっている。

GLPは、日本の主要な物流拠点を網羅する主要7都市83物件の物流施設を運営しており、総延床面積は約358万㎡にのぼり、都市の生活や経済活動を支える重要なインフラとして、高機能で環境にも配慮した物流施設を提供している。

三井不動産では、物流分野への最初の開発事業として着手し、商業施設やオフィスビルの豊富な顧客基盤を活かした物流施設の開発推進に期待が寄せられている。

立地

<アクセスMAP>

所在地は、首都高湾岸線千鳥町ICに約1.5kmと近く、東京駅より最短で21分のJR京葉線市川塩浜駅から約1.2kmと徒歩圏に位置している。

東京都心部へ約15kmと、利便性に富んだロケーションで、都心部への物流拠点としての好立地なため、周辺にはネット通販、アパレル、日用雑貨品を扱う物流施設が多数集積している。

2015年度には東京外郭環状道路(仮称)高谷JCTが開通する予定で、高谷JCT・三郷JCT間が約15分と埼玉県内部へのアクセスの大幅な向上が見込まれる。

平面図・断面図

<基準階(3・4階)平面図>

1フロア 約6,000坪、2・3分割にも対応し最少区画 約1,600 坪

事務所部分を建物の中心に配置するセンターコアの採用により、分割利用時でも、倉庫から事務所へ車路を通らず直接アクセスでき、安全性を高めると共に、倉庫・事務所間の移動時間の短縮が可能となる。

幅10m×奥行12mの幅広いスパンで、梁下有効高は5.5mを確保しており、効率的な庫内レイアウトが可能となっている。

車路は幅が13m、バースは奥行が13mを持たせて、1フロア最大32台の大型トラックが一度に接車できるため、入出荷のオペレーションも効率的な運用ができる。

<5階平面図>

大規模な無柱空間の実現し、最大梁下有効高6.3mにより、庫内レイアウトの柔軟性、保管効率が向上可能なプランも可能だ。
(5階も分割対応可能。詳細面積は下記面積表を参照)

<面積表>

<分割時面積表>

<断面図>

施設概要

<施設概要・配置図>

ダブルランプウェイ方式の採用により、各階へ直接アクセスが可能となり、1フロアでのオペレーションで、余裕のあるバースを設けて、荷捌き効率の向上を図っている。

一方通行・片面車路での運用により、出番待ち車両の多数待機も可能で、全フロアの車路は全て建物内のため、天候の影響を受けることなく、作業を行うことができるなど、車両導線に配慮した設計となっている。

停電時においても1フロアオペレーションを行えることにより、庫内で荷物を上下移動する必要が無いので、荷捌きも行うことができる。

付帯施設

5階には、開放的で本格的な厨房を設けたレストラン(約200席)、売店と喫煙室を配置し、屋上にはシーサイドデッキを設けて、館内で働かれる方に憩いの場所を提供している。

なお、入居企業の利便性向上のため、会議やプレゼンテーションにも使用可能な貸会議室(有料)を設ける。

充実のBCP対応施設

東日本大震災で、GLPが運用する施設が緊急支援物資・復旧物資の物流拠点として機能した経験を踏まえて、巨大地震等の大災害発生時での事業継続性を確保し、物流機能が災害時の復旧・復興においても重要な役割を担えるよう、積極的な取り組みを行っている。

<免震効果>

建物の安全性を確保するため免震構造を採用している。免震構造は、揺れを小さくする効果のある「免震装置」を建物に設置することで、地震による建物の揺れの強さを最大約4分の1に低減させる効果がある。

免震構造により荷物の転倒の可能性が小さく、人や荷物が安全に守られ、大震災後の補修が大幅に低減され、倉庫機能を維持できる。

バックアップ電源設備・井水設備

停電時でも、防災センター、事務所エリア(一部)の照明・コンセントの利用、全館セキュリティー機能を確保するバックアップ電源設備を設置する。

さらに、東日本大震災でトイレが長期間使用不能となった問題踏まえて、給排水ポンプ(トイレ)を採用し、断水時においてもトイレの利用が可能となる、井水設備を採用している。

水害対策

浸水の水害対策として、津波・高潮等による浸水をTP(東京湾平均海面)+4mと想定し、対策としてバース床レベルでTP+4.6m、1階倉庫床レベルでTP+5.7m以上を確保し、電気設備の心臓部分である受電設備はTP+10m、受変電設備、非常用発電機、水槽類、ポンプ室もTP4.6mに設置している。

なお、このエリアは、内閣府有識者検討会による南海トラフ巨大地震の津波想定高(仮定に基づく複数の試算から最悪の結果をつなぎ合わせ科学的に考えうる最大の津波高を設定)は、2.4mとされているが、それ以上の高さに敷地の嵩上を行っている。

環境に配慮した施設

建物構造は、免震構造とプレキャストコンクリートを採用して、建設工事の合理化と長寿命化(通常倉庫の耐用年数は50年、GLP・MFLP市川塩浜では100年)が可能となり、ライフサイクルCO2を年間で約12%削減を見込んでいる。

<建築環境総合性能評価システム(CASBEE)>

建築環境総合性能評価システム(CASBEE)のAクラス認証取得を目指している。

事務所、エントランス

事務所エリアの外観は、金属断熱パネルを採用し都会的な洗練されたファサード、横張りのパネルと調和するよう横連窓としシャープでスッキリとしたデザインを採用している。

「GLP・MFLP市川塩浜」施設概要

建物名称:GLP・MFLP市川塩浜
所在地:千葉県市川市塩浜1-6
アクセス:JR京葉線市川塩浜駅より約1.2km、首都高速湾岸線千鳥町ICより約1.5km
敷地面積:52,921.29㎡(16,008.69坪)
賃貸床面積:101,623.63㎡(30,741.14坪)
用途:マルチテナント型物流施設着工:2012年12月5日
竣工:2014年1月(予定)

建物概要
構造:PC造、耐火・免震構造
階数:地上5階建て
・プラットフォーム:高床式1.0m
・梁下有効高:5.5m(原則)
・柱スパン:幅 10m×奥行12m
・床荷重:各階1.5t/㎡
・ドックレベラー:各階6基
・垂直搬送機:設置可能
・エレベーター:共用部乗用ELV×4基
・バース数:大型車両各階32台(1Fのみ51台)
・トラック駐車場:地上22台
・乗用車駐車場:地上299台

※掲載内容は、計画段階につき変更となる可能性があります。

■問い合わせ
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ
http://www.glprop.co.jp

■東京
〒105-7104
東京都港区東新橋1-5-2汐留シティセンター4F
TEL:03-6858-2250
FAX:03-6858-2260

■大阪
〒530-6106
大阪府大阪市北区中之島3-3-23ダイビル6F
TEL:06-7669-3370
FAX:06-7669-3375

三井不動産
http://www.mitsuifudosan.co.jp
■ロジスティクス事業部
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町3-1-20
TEL:03-3246-3743
FAX:03-3246-0701

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