協和発酵キリンは12月25日、宇部工場内に新製剤工場を2011年9月7日から建設していたが、完成したと発表した。
<工場外観>
同社では、生産拠点の再編成を進めており、その一環として、富士工場で製造している製品の一部を竣工した新製剤工場に移管する。
新製剤工場の製造能力は年間8億錠で、既存の製剤工場と合わせると、宇部工場の製造能力は年間14億錠となる。
2013年初めから技術移管を開始し、2015年初めから商業生産を開始する予定。
■施設概要
名称:製剤工場Ⅲ
規模:建築面積3360.43㎡、鉄骨4階建、延床面積7665.60㎡
投資額:約40億円
用途:内服固形製剤の製造
稼動開始:2015年初め