サッポロホールディングスは11月29日、子会社のサッポロ飲料とポッカコーポレーションを2013年1月に統合し、社名をポッカサッポロフード&ビバレッジとすると発表した。
今年3月に統合委員会を設け、物流分野でのシナジー実現のため、今年9月には広告品センターを統合している。
さらに、物流拠点の統合を来年2月に東北・中四国エリア、3月には関西エリアで実施する。
調達部門も、両社での共同調達を開始し、9月からサッポロビールも含めた共同調達の取り組みも開始している。
生産では、サッポロ缶コーヒーをポッカ自社工場で製造するなど、最適生産体制構築を推進し、生産設備増強も順次行っていく。
グループは今年3月にポッカコーポレーションの株式を追加取得し、連結子会社化し、統合に向けた協議をすすめていたもの。
計画では統合により食品・飲料事業の2016年売上高を1700億円、営業利益は85億円を見込んでいる。