LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





名鉄運輸/4~9月の売上高1.2%減、営業利益3.4%増

2011年11月07日/決算

名鉄運輸が11月7日に発表した2012年3月期第2四半期決算によると、売上高419億7400万円(前年同期比1.2%減)、営業利益15億8900万円(3.4%増)、経常利益15億6900万円(3.2%増)、当期利益8億4200万円(116.9%増)となった。

貨物自動車運送事業の路線事業は、震災による被災により東北地区の一部拠点が営業活動を停止したことや、供給ルート寸断によって全国的に生産活動が停滞したことによる荷動きの減退により厳しい収益環境となった。

そのため、被災地区においては、顧客とのきめ細やかな連携や営業対応により出荷量の早期回復に努める一方、被災地以外での収入確保に向けて営業力を傾注するため、既存顧客の囲い込みと販路拡大を重点施策として、販売マンの質的向上を図るとともに、集配車の稼働状況に即した積載効率の向上に向けての営業活動を展開した。

区域事業では、救援物資関連輸送などに積極的に取り組んだが、地上デジタル放送移行前のテレビの駆け込み需要の反動等により、消費関連貨物が減少するなど厳しい営業環境が続いた。

航空利用運送事業では、国際貨物運送事業については前年より他社へ順次移管することにより9月をもって撤退した。一方で国内貨物運送事業については輸送量が前年を下回ったため減収となった。

通期の業績予想は、売上高880億円(3.7%増)、営業利益31億円(3.4%増)、経常利益29億円(1.1%増)、当期利益16億円(29.0%増)。

関連記事

決算に関する最新ニュース

最新ニュース