プロロジスは7月27日、プロロジスパーク川島が竣工した。
<プロロジスパーク川島 上空から>
圏央道の川島ICに隣接する川島インター産業団地内に新設したもので、同社では首都圏最大の規模(延床面積16万6871㎡)。
<プロロジスパーク川島>
5階建てで、倉庫は各階とも大きく2ブロックに分かれており、その間をトラックが走行できる中央車路を設けている。
<1階トラックバース>
<中央車路>
1階は、外側の両面にトラックバース(計46バース)を配置し、中央車路を境に倉庫6560㎡から8996㎡の4区画を提供している。
<倉庫内>
2階から4階まではほぼ同様のレイアウトで、各フロアには事務所が約200㎡の4区画を設けている。
<事務所>
5階は、倉庫エリアが3区画(6231㎡~7610㎡)で、乗用車駐車場(308台)、カフェテリア、売店などを設置している。
<倉庫内>
倉庫内の柱スパンは10m×11mで、床の耐荷重は1.5トン/㎡とフォークリフトは1.5トン用まで、走行可能となっている。倉庫は有効高さ5.5mが標準で、4階と5階は6.5mを確保している。
<スロープ>
各階に10トントラック、40フィートコンテナ車が直接乗り入れができるスロープを両端に設け、各階の中央車路は幅14m、有効高さが5.5mで、各倉庫エリアへのシャッター高は4.5mを確保している。
<トラックバース>
各倉庫のトラックバースは奥行13.5mで有効高さは5.4m、高さ1mの高床式のバースに接岸できる。
ドッグレベラーをプラットホームの要所に設け、車両の荷台に合わせて上限、下限とも300mmの範囲で稼働でき、耐荷重も9トンもあり、13mウィング車も対応できる。
入居状況は、4階フロアと5階の1ブロック(計3万8000㎡)には日立物流コラボネクストが入居し、テナントとなる化粧品メーカーのコーセー関東物流センターとして9月から運営が始まる。
さらに、3万420㎡の利用も決まっており、施設全体の約48%(2011年7月27日現在)の入居率となっている。
<小型倉庫>
施設面では別棟に小型倉庫(危険物倉庫、998㎡)を設けて、多様なニーズに対応している。
<防災センターの設備>
関連施設では、出入口・各倉庫、事務所などに監視カメラを配置するとともに、主な出入り口にはカードリーダーによる入退室管理を行っている。
<監視モニター>
また、防災センターを設け、24時間365日の常駐有人管理を行っており、火災監視、機械警備、エレベーター内の電話、業務放送等も行い、衛星電話を設け、震災時などの緊急時体制も整えている。
<カフェテリア>
5階のアメニティエリアでは、カフェテリア(180席)、売店、自販機コーナー、喫煙室などを設けている。
<喫煙室>
<自販機コーナー>
なお、駐車場はトラック待機場が25台、乗用車用駐車場が480台(屋上308台)、来客用24台を設置している。
<エントランス>
<エレベーターホール>
プロロジスパーク川島概要
名称:プロロジスパーク川島
所在地:埼玉県比企郡川島町かわじま2-1-1
敷地面積:76,831㎡(約23,241坪)
延床面積:166,871㎡(約50,478坪)
構造:RC+S造 地上5階建
問い合わせ
http://www.prologis.co.jp/property/kanto_kawajima.html