三菱樹脂は8月31日、約25億円を投じ、リチウムイオン二次電池用セパレータ「セパレント」の新ラインを増設することを決定。生産能力は1500万㎡/年で、2012年夏に竣工予定と発表した。
<リチウムイオン2次電池用セパレータ>
<新ラインを増設する長浜工場>
同社は、2009年に、長浜工場で1200万㎡/年の量産設備を立ち上げ、テスト販売などを通じて、顧客から高い評価を受けてきた。
そして、携帯電話やパワーツール、ノートパソコン用のリチウムイオン電池への採用が決まり、また今後も需要の伸びが期待されることから、約1500万㎡/年の新ラインを長浜工場に設置することを決定したもの。
■長浜工場
住所:滋賀県長浜市三ツ矢町5-8