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JXエネルギー/800億円投じ、韓国SKと合弁で製造設備建設

2011年08月08日/生産

JX日鉱日石エネルギー(以下:JXエネルギー)とSKイノベーションの子会社であるSKグローバルケミカル(以下:SKGC)は8月5日、韓国ウルサン広域市のSKエナジーウルサンコンプレックス内に100万トン/年の生産能力を有するパラキシレン製造設備を建設するため、合弁会社を設立すると発表した。

新設備建設の投資額は、約1兆ウォン(約800億円)の見込み。

新設備は、世界最大となる100万トン/年の生産能力による圧倒的なコスト競争力の実現が期待され、JXエネルギーは、日本国内の製油所より今回の新設備にパラキシレン原料を供給することで、製油所の高付加価値化・石化工場化を推進する。

SKGC社でも、高付加価値化につながる石化製品製造装置の増設によりウルサンコンプレックスの競争力強化に資するとしている。

■合弁会社の概要
社名:未定
所在地:大韓民国ウルサン広域市(SKエナジー社 ウルサンコンプレックス内)
設立時期:未定
資本金:設立当初5000万ウォン(約400万円)、順次増資予定
出資比率:JXエネルギー 50%-1株、SKL50%+1株
事業内容:パラキシレンの製造
生産能力:約100万トン/年
商業生産:2014年予定

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