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パナソニック/中国・浙江省にリサイクル工場設立へ

2011年05月30日/物流施設

パナソニックは5月30日、杭州大地環保、DOWAホールディングスと、住友商事の4社は、中国浙江省杭州市において、新たに廃家電のリサイクル事業を行う合弁会社、杭州パナソニック大地を設立すると発表した。

中国では2011年1月1日、廃家電の適正処理を目的に「廃棄電器電子製品回収処理管理条例」が施行され、廃家電5品目(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、 PC)のリサイクルが義務化されている。

杭州パナソニック大地は、中国の先進家電リサイクルモデル企業を目指す。日本の家電メーカーによる中国でのリサイクル事業進出は初めて。

■新会社概要
会社名:杭州松下大地同和頂峰資源循環
所在地:中華人民共和国浙江省杭州市桐廬県
設立:2011年6月(予定)
操業開始:2012年1月(予定)
資本金:8500万元(約11億500万円)
出資比率:杭州大地環保35%、 パナソニックチャイナ35% (パナソニックの100%出資子会社)、DOWAエコシステム18% (DOWA ホールディングスの100%出資子会社) 、住友商事12%
事業内容:浙江省における、廃家電5品目(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、PC)の回収、解体処理および資源売却
従業員:約140名(2012年操業開始時)
年間処理量:設立後3年(2015年)で約100万台を予定

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