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日本梱包運輸倉庫/3月期の売上高5.7%増、営業利益8.3%増

2011年05月10日/決算

日本梱包運輸倉庫が5月10日に発表した2011年3月期決算によると、売上高1227億8600万円(前年同期比5.7%増)、営業利益89億1400万円(8.3%増)、経常利益95億2300万円(2.8%減)、当期利益58億2400万円(11.4%増)となった。

運送事業では、景気の持ち直しによる震災前までの輸送量増加や、NPPON KONPO VIETNAMについて重要性が増したため、第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めたことにより、運送事業収入は前年同期比9.9%増の577億7900万円となった。

営業利益は、燃料価格の高騰はあったものの、設備投資の抑制による減価償却費の減少等により、前年同期比3.3%増の23億5000万円となった。

倉庫事業の売上高は、前年同期比0.2%増の174億9700万円となった。営業利益は、減価償却費の減少や外部倉庫の賃借料の減少等により、前年同期比13.8%増の35億3900万円となった。

梱包事業では、タイ国の子会社での輸出梱包業務に係る梱包資材が無償支給になったことによる売上高の減少はあったが、日本国内の業務量増加や、タイ国の子会社での決算日変更に伴う3か月分の売上高増加等により、梱包作業収入は前年同期比4.1%増の330億2500万円となった。営業利益は、業務の効率化や経費削減により、前年同期比20.1%増の21億700万円だった。

次期の業績予想は、東日本大震災の影響により、現時点では合理的な算定が困難とし、業績予想の開示が可能となった時点で開示するとしている。

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