日立情報システムズは4月1日、中国市場での製造業、流通業向け業務パッケージのクラウド型サービスを提供開始する。
中国のパートナー企業である広東華智科技と連携して提供するもので、製造業・卸売業向け基幹業務パッケージ「TENSUITE(テンスイート)」の在庫数管理モデルを販売する。
日立情報では広東華智および現地代理店を通じて両サービスを日系企業中心に拡販し、順次、現地企業へと販売対象を拡大する。
「TENSUITE」は、業務の効率化やビジネスプロセス再編などを支援する販売管理・生産管理主体の基幹業務パッケージで、製造業や卸売業を中心に約1800システムの導入実績がある。
中国の製造業・流通業が抱える「在庫管理の精度向上」、「短期間でのシステム導入」、「データのバックアップやセキュリティ対策などのシステム運用負荷軽減」というニーズの高まりに応え、「TENSUITE」の在庫数管理モデルをクラウド型のサービスで提供する。
在庫数量中心の在庫管理機能や自動メール通知による欠品・過剰在庫などの在庫状況報告機能などにより、お客は「欠品をなくしたい」、「過剰在庫をなくしたい」、「倉庫状況を監視したい」といった課題を解決できる。
また、クラウド型サービスなため、システム専門の人員確保が不要になるほか、機器セットアップ等の初期導入費用を抑え最短2週間で導入でき、製造業、流通業のほか、在庫管理を行う幅広い業種で利用可能となっている。
販売価は月額使用料が2倉庫、5ユーザまでで、2,000RMB(パッケージ使用料、保守料、セキュリティ対策などの運用費込、税抜)。
■TENSUITE 在庫数管理モデル クラウド型サービス
http://www.whizen.com/jp/tensuite.html