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日本ロジスティクスファンド/1月期の売上高12.4%増、営業利益13.6%増

2011年03月02日/決算

日本ロジスティクスファンド投資法人が3月2日に発表した2011年1月期決算によると、売上高は54億3300万円(前年同期比12.4%増)、営業利益28億9500万円(13.6%増)、経常利益25億9500万円(14.0%増)、当期利益25億9400万円(14.0%増)となった。

市川物流センターⅡ(取得価格174億1500万円)を取得した結果、当期末(2011年1月31日)時点で、合計28物件(取得価格の総額1432億4000万円)の不動産等を運用しており、総資産額は1455億2300万円となっている。

物流施設の賃貸市場については、引き続き賃料減額によるコスト削減を図るテナントがみられる一方、拠点集約による物流業務効率化を目指すテナントの動きが顕著となった。これに伴い、拠点集約の受け皿になりえる大規模物流施設の賃貸環境は堅調に推移し、賃料の下落は限定的な水準に留まったと認識。

物流施設の売買市場では、前期に比べて取引事例は増加したものの、その多数は中規模物流施設を対象としたものと認識。希少性の高い優良な大型物流施設の取得環境については、流通量が少ない上に、新規供給も限定的であり、売り手の資金調達環境も安定的であったため、厳しい状況が続いた。

このような環境の中、プロロジスと締結した「パイプラインサポートに関する協定書」に基づき、立地優位性を備えたマルチテナント型大規模汎用物流施設の市川物流センターⅡを取得した。

2011年7月期と2012年1月期の運用状況の予想では、2011年7月期の売上高は54億7100万円(0.7%増)、営業利益28億600万円(3.1%減)、経常利益25億1700万円(3.0%減)、当期利益25億1600万円(3.0%減)とし、2012年1月期の売上高は53億6000万円(2.0%減)、営業利益27億4500万円(2.2%減)、経常利益24億4400万円(2.9%減)、当期利益24億4300万円(2.9%減)と見込んでいる。

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