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国分/2011年度の物流投資100億円超

2011年03月02日/物流施設

国分は2011年度、物流分野に100億円以上を投資する。3月2日、都内で開かれた決算報告会で明らかにした。

同社は2011年度を初年度とする5か年の長期計画として、第9次長期経営計画「QUALTY300」を策定し、物流分野については、フルライン物流機能の完備と海外物流の展開、物流事業の独立化を目標とした。

既に、子会社を含めた物流拠点の統廃合などの整備を進めており、2010年度は25物流拠点が増加、総拠点数は210拠点となった。

拠点の内訳は、汎用センター170拠点、専用センター40拠点、常温センター169拠点、冷温センター41拠点。

物流事業の独立化については「物流だけを切り離し子会社化してもうまくは行かない。商流と物流が一体であることが重要だ。専用センターの受託を含め、物流事業でさまざまな可能性を探る」と説明した。

小売業の専用センターとして、2010年8月にマルエツの常温物流センター、2010年9月にはデイリーヤマザキの全温度帯一括物流センター運営業務をそれぞれ受託している。

投資資金は、大型物流センターの新設や既存センターの改修に使用する計画だという。

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