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JX日鉱エネ/韓国企業とリチウムイオン電池用負極材合弁事業

2011年02月28日/物流施設

JX日鉱日石エネルギー(以下:JX日鉱エネ)と韓国のGSカルテックスが、リチウムイオン電池用負極材の合弁事業を行う。

<PCTの外観>
20110228jx - JX日鉱エネ/韓国企業とリチウムイオン電池用負極材合弁事業

両社は、合弁会社パワー・カーボン・テクノロジー(以下:PCT)を設立し、2010年4月よりキャパシタ電極用炭素材の製造・販売を開始しているが、今般新たに、PCT社でリチウムイオン電池用負極材事業も展開することに合意したもの。

PCTは、JX日鉱エネの石油コークスを原料とし、約1000℃で熱処理することで、リチウムイオン電池用に適した高性能の負極材を製造する。

今後は、大韓民国で2012年3月末までに年間2000規模の生産設備を建設し、早期に安定供給体制を構築するとしている。

■PCT概要
会社名:Power Carbon Technology Co., Ltd
所在地・設備建設地:大韓民国 慶尚北道 亀尾(グミ)市 国家産業第四団地
事業目的:キャパシタ電極用炭素材の製造、販売、研究開発
リチウムイオン電池用負極材の製造、販売
資本金:232億1800万韓国ウォン(約17億円)
出資比率:JX日鉱エネ50%、GSカルテックス社50%
既存工場生産規模:キャパシタ電極用炭素材 年間300トン
新設工場生産規模:リチウムイオン電池用負極材 年間2000トン(2012年7月稼動予定)

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