富士通と水素供給・利用技術研究組合(以下:HySUT）は2月28日、共同で水素ステーションにおける水素の在庫状況や充填情報、水素ステーションの稼働情報、燃料電池車両走行情報などの実証データをトータルに管理する「水素ステーション集中管理システム」を構築したと発表した。
＜水素ハイウェイプロジェクト＞
「水素ステーション集中管理システム」は、水素供給インフラにおける情報システム基盤で、燃料電池自動車への充填、製造・調達・補充によりリアルタイムに増減する水素量を把握し、水素ステーションの稼働情報や燃料電池車両走行情報などの実証データをトータルに管理するもの。
HySUTは、本システムの実証データをもとに、安定した水素供給のフローの確立と将来のビジネスモデルの検証を行う。
富士通は、エネルギー業界のサービスステーションをはじめとする豊富なICT導入の実績と業務ノウハウをもとに、水素ステーションに設置したPCとセンターシステムをリアルタイムに連携させることで、複雑かつ変化し続ける水素量を集中的に管理するシステムを実現した。
