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DHL/米国ハブ拡張、2250万ドル投資

2011年02月17日/物流施設

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ディー・エイチ・エル(以下:DHL)は2月16日、米国・シンシナティ/北ケンタッキー国際空港のハブ施設の拡張に2250万米ドルを投じると発表した。

2011年3月から着工し、DHLはシンシナティ/北ケンタッキー空港当局から貸与された19エーカーの土地に既存の駐機場を拡張するとともに、9つのゲートを新設する。

今回の拡張により、米国とアジア、欧州、北中南米の各拠点間をつなぐワイドボディ機を新たに9機駐機できる。シンシナティ/北ケンタッキー国際空港ハブは、米国に輸入されるDHLの貨物の90%を取り扱っている

新設されるゲートはいずれも、効率的な給油を可能にするハイドラント式航空機給油設備と、ゲートで直接機体の氷を除く設備を備えている。建設は2011年9月まで続く予定。

今回の拡張・新設は、設備のアップグレードや様々な施設の改良など、シンシナティハブの業務強化に向けた、4000万米ドルを投資した2カ年計画の第2段階。

なお、2010年10月に、DHLはシンシナティハブの貨物取扱量の増加を受け、自動仕分装置のハードウェア・ソフトウェアのアプリケーションをアップグレードし、貨物の検査と仕分けに要する時間を短縮して信頼性を高める1250万米ドル規模のプロジェクトを発表している。

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