川西倉庫が2月10日に発表した2011年3月期の第3四半期決算は、売上高が164億1500万円(前年同期比6.4%増)、営業利益8700万円(前期は1億100万円の損失)、経常利益9500万円(前期は9000万円の損失)、当期利益2億3000万円(前期は1億700万円の損失)となった。
特別利益に固定資産売却益3億8500万円、過年度固定資産税還付金7500万円、特別損失に減損損失1億3600万円を計上したため、当期利益は2億3000万円となった。
国内物流事業は、船内荷役業務の回復や輸出入貨物が増加したことにより港湾運送業務、貨物運送取扱業務、通関業務、流通加工業務等は増加したが、倉庫業務は、前年同期に比べ保管高と保管残高が減少したことにより、低調に推移した。
この結果、売上高は139億3900万円、セグメント利益は4億7600万円となった。
国際物流事業は、アジアからの輸出入貨物が増加したことにより、売上高は23億8000万円、セグメント利益は7900万円となった。
通期は、売上高220億円(8.3%増)、営業利益1億3000万円(-)経常利益1億4500万円(-)、当期利益9200万円を見込んでいる。