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福山通運/4~12月の売上高9.9%増、営業利益5.1%増

2011年02月09日/決算

福山通運が2月9日に発表した2011年3月期第3四半期決算によると、売上高は1939億8500万円(前年同期比9.9%増)、営業利益114億1800万円(5.1%増)、経常利益124億6800万円(12.2%増)、当期利益69億6900万円(5.4%増)となった。

貨物自動車運送業界では、消費・生産関連荷物は前年度の急激な落ち込みからの反動もあり、幾分持ち直したが、顧客の物流コスト削減への取り組みは一段と厳しさを増すなど依然として厳しい経営環境下にあった。グループでは、顧客目線による輸送サービスの向上を営業の基本方針とし、営業展開を行ってきた。

運送事業は、新規顧客の開拓とあわせて、情報化の推進や全国ネットワーク網を活かした輸送サービスの提供による物量の確保にも努め、売上高は1747億1900万円、営業利益は100億8000万円となった。
流通加工事業では、3PL事業の拡大により加工作業料等が増加し、売上高は85億4000万円、営業利益は8億2700万円となった。

国際事業は、円高の進展に伴い、輸入通関業務の拡大により、売上高は18億6400万円、営業利益は2億7100万円となった。

通期は、売上高2560億円(7.7%増)、営業利益130億円(3.8%増)、経常利益140億円(10.0%増)、当期利益85億円(12.7%増)を見込んでいる。

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