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やまや/広島市の草津港に物流拠点整備

2011年02月08日/物流施設

酒類専門店を展開するやまや(2010年3月期売上高:1074億円)が2月7日に発表した2011年3月期第3四半期決算によると、東広島市の広島センターを閉鎖し、広島地域の物流拠点として、 11月に広島市西区草津港に広島FDCを設置した。

広島FDCの配送エリアは広島市内、近郊と岡山市で、15店舗に商品を供給する。

旧東広島センターから管轄店舗(広島市中心15店舗)の加重平均距離は46.6kmであったが、やまや広島FDCの加重平均距離は28.6kmとなり、配送経費の削減ができるという。

やまやグループの酒類・食品輸入会社コルドンヴェールが輸入品する第三のビール、ワイン、洋酒、食品などの商品を宇品港からコンテナで搬入し、輸入商品の品揃えの強化を図る。

広島市内のベンダーと協力し、XD(クロスドック)機能を強化し、コスト削減を目指す。同時に、ワイン、チーズ、生ジュース(輸入商品)、生清酒などのチルド保管・配送体制を確立する。

自動発注システムに基づく早朝配送(PM8時~翌日AM8時)、事後検品システム導入し、店舗オープン前の商品陳列を実施する。

広島FDCの概要
所在地:広島市西区草津港3-1-39
敷地面積:2111坪
建物構造:3階建て
述床面積:1万1196坪
使用面積:1000坪使用(当面は1、2階のみ)

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