センコン物流が2月8日に発表した2011年3月期第3四半期業績によると、売上高90億3500万円(前年同期比4.9%増)、営業利益1億9900万円(9.3%減)、経常利益1億4700万円(46.0%減)、当期利益1800万円(82.5%減)となった。
3PL事業案件の獲得に向けた取り組みと顧客ニーズに対応したソリューション型の営業活動を展開し、昨年10月には仙台北部中核工業団地(宮城県黒川郡大和町)内に仙台北部ロジスティクスセンター(約4300㎡)をオープン。
また、古川営業所(宮城県大崎市)には米穀類の保管需要に応えるため、低温倉庫(約2,000㎡)を新設し事業基盤の拡大を図るとともに、ロシア極東地域等における商物一体物流サービスの基盤構築に努めた。
この結果、営業収益は、物流センター等の新設や既存顧客の受注高が増加し、運送事業と倉庫事業とも増収。
通期の業績予想は、売上高119億円(2.3%増)、営業利益2億8000万円(8.7%減)、経常利益2億1000万円(37.9%減)、当期利益5000万円(59.5%減)の見通し。