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AMB/2010年末の入居率93.7%

2011年02月07日/物流施設

AMBプロパティコーポレーションは、2010年第4四半期および通期の業績を発表した。

賃貸成約については、第4四半期の営業成績は予想を若干上回った。AMBが運営する不動産は2010年12月31日現在、93.7%にテナントがついており、2010年9月30日時点よりも稼働率が110ベイシスポイント高まっている。

第4四半期中に運営不動産のうち71万5400㎡を賃貸した。これは前年同期の実績と同じレベル。2010年通期では過去最高の290万㎡を賃貸し、一方、開発施設は第4四半期に11万5000㎡、2010年通期で53万500㎡以上を賃貸した。

2011年通期の修正後コアFFOは、1株当たり1.30ドルから1.40ドル。

これには開発事業による損益、早期負債償却費用、リストラ費用は含まれていない。また、2011年通期の修正後コアFFOには、計画中のプロロジスとの合併による影響は含まれていない、としている。

ハミッド・R・モガダムAMBプロパティコーポレーション会長兼CEOは「世界各地の当社チームの努力により、賃貸成約は3200万㎡と新記録を達成、キャッシュベーシス・セイムストアNOI(2009年末と2010年末の両期間に運営された施設から得た営業純利益)はこの2年間で初めてプラスになった。物流不動産需要の先行指標は好転を続け、顧客の意識も一段と改善し、2011年にはスペース稼働の増大と新規需要につながると考えている」と説明している。

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