三菱倉庫が1月31日に発表した2011年3月期第3四半期の業績は、売上高1283億4700万円（前年同期比15.7％増）、営業利益97億700万円（22.0％増）、経常利益110億6000万（22.1％増）、当期利益61億3200万円（36.8％増）となった。
倉庫・陸上運送の両事業は、景気回復の影響により全般に荷動きが回復したほか、期後半から富士物流等が連結子会社に加わったこともあり、売上高は倉庫事業で前年同期比12.9％増の222億8600万円、陸上運送事業で26.3％増の229億2500万円となった。
港湾運送事業は、コンテナ貨物等の取扱が増加したため、売上高は前年同期比7.6％増の144億2000円となり、国際運送取扱事業は、輸出入貨物の取扱増加や海上運賃単価回復のほか、期後半から富士物流等が連結子会社に加わったこともあり、売上高は32.1％増の320億1800万円となった。
物流事業全体の売上高は1014億3500万円（21.3％増）、営業利益は41億300万円（61.5％増）となった。
通期は売上高1760億円（18.6％増）、営業利益127億円（23.5％増）、経常利益143億（24.2％増）、当期利益74億円（21.2％増）を見込んでいる。
