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オーナミ/7~12月の営業利益2.9倍

2011年01月31日/決算

オーナミが1月31日に発表した2011年3月期第3四半期の業績によると、売上高69億200万円(前年同期比10.8%増)、営業利益3億1000万円(2.9倍)、経常利益3億300万円(2.7倍)、当期利益1億4300万円(2.2倍)と大幅な増益となった。

日立造船グループの物流企業として受注活動を展開し10.8%もの増収となり、利益面は厳しい受注環境のなか、全社的に収益率改善に向けコストダウン運動を展開し、外注費の削減、要員や車輌配備の見直しによる管理コストの低減など、積極的な企業内努力による利益確保した。

当期利益は、資産除去債務の会計基準適用により特別損失1700万円を計上したが、1億4300万円と前年同期比125.9%の増益となった。

倉庫と港湾荷役業は、国内鉄鋼生産量の回復により、鋼管、ステンレス線材、スチールタルク等の倉庫入出庫が増加し、売上高は26億4200万円(6.5%増)。

陸運業は、日立造船グループからの受注が安定し、シールド掘進機と橋梁のほか、太陽電池製造設備の輸送などの大型案件を受注し、売上高18億8300万円(13.0%増)。

海運業は、船舶用エンジンや造船ブロック、各種プラントの国内輸送を確実に受注、効率配船やバーター取引による帰り荷の確保等を積極的に展開し、売上高18億3100万円(12.2%増)。

通期は売上高94億円(13.5%増)、営業利益3億5000万円(79.8%増)、経常利益3億2000万円(56.4%増)、当期利益1億6500万円(40.1%増)を見込んでいる。

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