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ヤマトHD/4月~12月の売上高3.4%増、営業利益3.5%増

2011年01月28日/決算

ヤマトホールディングスが1月28日に発表した2011年3月期第3四半期の業績は、売上高9530億5500万円(前年同期比3.5%増)、営業利益640億8900万円(3.5%増)、経常利益654億4600万円(3.5%増)、当期利益357億5700万円(4.3%増)となった。

デリバリー事業は、宅急便が10億5600万個(7.3%増)、クロネコメール便17億4800万冊(3.4%増)で、法人顧客を中心とした宅急便の取扱数量増加が奏功した結果、売上高7713億5300万円(2.9%増)、営業利益は人員の適正配置と生産性向上施策の効果が顕在化し、459億1300万円(2.4%増)となった。

BIZ-ロジ事業は、国際間輸送における貨物取扱数量の増加と「Today Shopping Service」の利用拡大などにより629億4900万円(9.8%増)、営業利益26億3600万円(60.3%増)した。

ホームコンビニエンス事業は、エコポイントの影響により家電製品の据付設置サービスが好調に推移し、第3四半期における3か月間では前年を上回ったが、売上高が362億1500万円(0.2%減)、営業損失9億7200万円となった。なお、生産性向上施策の推進や費用の圧縮削減により、前年同期に比べ営業損失は4億4200万円改善した。

E-ビジネス事業は、ネットスーパー事業や販促品管理業務を支援するサービスのような、IT機能に配送機能などを付与したサービスが拡大した結果、売上高が246億2500万円(3.3%増)となり、営業利益は53億1500万円(16.5%増)となった。

フィナンシャル事業は、電子マネーに対応したサービスの推進などにより宅急便コレクトサービスの決済件数は堅調に推移したものの、ショッピングクレジット事業における市場の縮小が影響し394億5200万円(1.0%減)で、営業利益は77億900万円(5.8%減)だった。

通期では、売上高1兆2280億円(2.3%増)、営業利益640億円(4.3%増)、経常利益660億円(4.2%増)、当期利益340億円(5.3%増)を見込んでいる。

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