日野自動車は1月25日、大型トラック「日野プロフィア」を改良し、2014年度燃費基準達成車の設定を拡大して、2月1日より発売すると発表した。
今回の改良はE13C型エンジン（排気量12.9L）搭載車型のうち7段マニュアルトランスミッション（以下、7MT）を装着した車型が対象で、エンジンの特性を7MTに最適化することにより2014年度燃費基準を達成した。
すでに発売している日野プロフィアシリーズと同様にクリーンディーゼルシステム「AIR LOOP（エア ループ）」の採用により2009年（ポスト新長期）排出ガス規制に適合し、またPCS（プリクラッシュセーフティ・衝突被害軽減ブレーキシステム）やVSC（ビークルスタビリティコントロール・車両安定制御システム）を標準装備とするなど、高い環境性能と安全性能を備えている。
今回の追加車型を含め日野プロフィアシリーズの2014年度燃費基準達成車は、2009年度税制改正における自動車重量税および自動車取得税の特例措置（エコカー減税）の対象となり、新車購入時の自動車重量税と自動車取得税が75％減税される。
また、2011年3月31日までに営業用自動車として登録された場合、国土交通省による「低公害車普及促進対策費補助金」の対象となる。
