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JR貨物/12月分のコンテナ3.7%増

2011年01月14日/調査・統計

日本貨物鉄道は1月13日、12月分の輸送動向を発表しコンテナが186万5000トン(前年同月比3.7%増)で、車扱は112万トン(0.2%増)だった。

荷動きは、円高に一服感が生じ輸出関連の製造業の生産が持ち直したことに加え、年末需要及び家電エコポイント制度による家電買い替え需要の高まりもあり、月を通して堅調に推移した。

コンテナ貨物は、野菜類の生育不良により農産品・青果物が前年を下回ったものの、自動車部品、家電・情報機器などが前年を大きく上回り、全体では前年比3.7%増となった。

家電・情報機器は家電エコポイント制度の影響により増送となった。また、自動車部品は一部車種の生産台数の増加に伴い増となった。

車扱貨物は、石油などが前年を下回ったものの、セメント・石灰石などが前年を上回り、全体では前年比0.2%増となった。

石油は燃料転換の進展に加え、前年より気温が高めに推移したこともあり、重油と灯油の需要が減少し減となった。セメント・石灰石はメーカーの出荷が好調に推移し増となった。

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